

こんなこと初めてで、この布団どうしたらよいんだろう。。

それじゃ、正しいケアを学んで、きれいにしていきましょう!
小さなお子さんを育てているお父さん、お母さんの中には、「おねしょ布団ってどうやって洗えばいの?」という疑問を抱えている方もいるでしょう。
ペットを飼っている方であれば、ペットが布団に粗相してしまった!なんてこともあると思います。
そこでこの記事では、おねしょ布団の間違った対処法と、正しい対処法について詳しく解説していきます。
この記事の目次
おねしょ布団の間違った対処法

まずは、おねしょ布団の間違った対処法について詳しく見ていきましょう。
干すだけすだけ
この記事を見ている方の中には、「干しているだけ」という方もいるでしょう。
ただ、何もせずに干してしまうと、水分は飛びますが、おしっこに含まれている成分がそのまま布団に残ってしまいますので強烈な臭いを発するようになるのです。
消臭スプレーをかける
おしっこの臭いを防ぐために、消臭スプレーを吹きかけてしまう方もいますが、これも間違った方法です。
なぜなら、消臭スプレーの成分とおしっこの成分が化学反応を起こし、より強烈な臭いを発するようになってしまうからです。
場合によっては、その部分に大きくて頑固なシミができてしまうこともありますので注意しましょう。
熱湯をかける
子どもがおねしょをしてしまった時に、「殺菌しなきゃ」と考えて熱湯をかける方もいます。
たしかに、熱湯は菌に効果的ですが、直接熱湯をかけるのは間違った方法です。
なぜなら、おしっこに含まれているたんぱく質が熱で変異し、固まってしまうからです。
このような状態になると、おしっこの成分をしっかりと除去するのが難しくなります。
おねしょ布団の正しい洗い方

では次に、おねしょ布団の正しい洗い方について詳しく解説していきます。
ステップ1:洗う前に水分をしっかりと吸い取る
おねしょ布団を洗う際は、事前に水分をしっかりと吸い取ることが大切です。
キッチンペーパーやおむつなどを使って上から押さえることによって、水分をしっかりと吸収できるようになります。
ただし、水分量が多い場合、上から押さえつけると下のカーペットが汚れてしまうことがありますので、ゴミ袋や新聞紙を布団の下に敷いてから行うことがおすすめです。
子ども用の小さな布団を使用している場合、絞って水分を出したくなりますが、これはNGです。
絞って水分を出そうとしてしまうと、繊維を傷めてしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。
ステップ2:クエン酸で臭いを落とす
水分をしっかりと吸い取ったら、クエン酸スプレーで臭い対策を行っていきましょう。
クエン酸には、おしっこに含まれる「アンモニア」を中和する効果があります。
こう聞いて、「クエン酸スプレーなんて持っていない・・・」と悩む方もいると思いますが、意外と簡単に作れます。
水200mmにクエン酸を小さじ1杯投入してよく混ぜ、それをスプレーボトルに入れるだけで完成しますので、是非覚えておいてください。
中には、「またおねしょをするかもしれないから、作り置きしておこう」
と考える方もいるのですが、クエン酸スプレーは時間が経つと臭いがきつくなりますので、作り置きはせず、使用する時にその都度作ることをおすすめします。
ステップ3:シャワーで部分洗いをする
ここまでの作業が終わったら、シャワーで汚れている部分を洗いましょう。
この時に、熱湯を使ってしまうとシミの原因になりますので、ぬるま湯で洗い落とすことをおすすめします。
シミや汚れが気になる場合は、洗濯洗剤を使って汚れた部分より少し広い範囲を押し洗いしてください。
ステップ4:天日干しをする
布団の洗濯が終わったら、天日干しをしていきます。
天日干しをする際は、タオルでしっかりと布団の水分を吸い取っておくことが大切です。
なぜなら、びしょびしょに濡れた状態で天日干しをしても、太陽が出ているうちに乾かない可能性が高いからです。
生乾きの状態で取り込んでしまうと、雑菌が繁殖したり、生乾き独特の酸っぱい臭いがしてきたりすることもありますので注意しましょう。
おねしょ布団を徹底的に綺麗にしたい場合はどうすればいい?

今紹介した手順でおねしょ布団を洗ったとしても、シミが残ってしまったり、臭いが残ってしまったりすることもあります。
そのような場合は、布団クリーニングを利用してみましょう。
おねしょ布団をクリーニングすることによって、汚れや雑菌だけでなく、臭いもしっかりと除去してくれますので、綺麗な状態に戻せるようになります。
おねしょをしていなかったとしても、布団には汗や皮脂、ダニやほこりがたくさん付着していますので、ワンシーズンに1度はクリーニングを行うことをおすすめします。

まとめ
おねしょ布団の対処に悩んでいるお父さん、お母さんはたくさんいます。
中には、そのまま干してしまったり、水分だけを拭きとってそのまま放置してしまったりする方もいるのですが、このような間違った方法で対処すると、臭いが残ったり、シミになったりする可能性が高くなります。
この記事を見ている方の中に、我流でおねしょ布団の対処をしている方、適当におねしょ布団の対処をしている方がもしいるのであれば、今回紹介したことを参考にしながら、正しい方法で洗うようにしましょう。