布団を干す時に、布団叩きで思いきり叩いてしまっている方はいませんか?
実はそれ、布団を干す時のNG行為なのです。
この記事では、布団を叩いてはいけない理由や、正しいダニ対策のコツについて詳しく解説していきます。
この記事の目次
布団叩きって何のために存在しているの?
布団を思いきり叩くのは、布団を干す時のNG行為です。
こう聞いて、
「それなら布団叩きは何のために存在しているの?」
という疑問を持つ方もいるでしょう。
布団叩きというのは、表面を撫でるように払って、ほこりや花粉を落とすための道具です。
近年では、ブラシが付いているタイプの布団叩きも出てきていますので、布団についた花粉やほこりを効率的に落としたいと考えている方は、ブラシ付きの布団叩きを購入するようにしましょう。
布団を叩くのはなぜNG?
では次に、なぜ布団を叩いてはいけないのかということについて、詳しく解説していきます。
繊維が傷む
布団を叩いてしまうと、繊維が傷つきます。
この記事を見ている方の中にも、
「いくら叩いてもほこりが出てくる・・・」
という経験をしたことがある方がいるでしょう。
これは、布団にたくさんのほこりが付着しているのではなく、ちぎれた繊維が出てきているだけなのです。
叩いたところでダニは死なない
ダニを殺すために布団を叩く方もいますが、残念ながらダニは叩いたくらいでは死にません。
むしろ、奥に逃げ込んでしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。
ご近所トラブルになる可能性もある
布団を叩くと大きな音が出ますので、場合によってはご近所トラブルに発展してしまうこともあるのです。
中には、大きな音が出ることによって、
「布団が綺麗になっている」
と思い込んでしまっている方もいますが、決してそういうわけではありません。
布団叩き以外にもやってはいけないことがある?
布団の状態を維持するためには、正しい手入れの方法を理解しておかなければなりません。
ここからは、布団叩き以外でやってはいけないことをいくつか紹介していきます。
1つでも当てはまった場合は、今日から手入れの方法を見直していきましょう。
毎日天日干しをする
ダニを除去するために、毎日布団を天日干しする方もいますが、実はこれもNG行為です。
というのも、毎日天日干ししてしまうと、布団が日焼けをしてしまい、繊維が傷つく可能性が高くなります。
特に夏場は湿度が高いため、湿気をため込んでしまうケースもあるのです。
天日干しは布団の状態を維持するためにかなり重要な行為となりますが、毎日行うのは逆効果となりますので、1週間に1度を目安にしましょう。
長時間天日干しをする
天気の良い日は、太陽が沈むギリギリまで布団を干していたくなりますよね。
ただ、長時間天日干しをしてしまうと、日焼けによるダメージが大きくなります。
天日干しの目安は、
・夏場→1時間程度
・冬場→2時間程度
が目安となりますので、是非覚えておいてください。
布団を叩かずにダニやほこりを除去する方法は?
布団を叩いている方の中には、
「ダニを除去したい」
「ほこりを除去したい」
と考えている方もいるでしょう。
実は、ダニやほこりというのは布団を叩かなくても簡単に除去できるのです。
以下、その方法について詳しく解説していきます。
掃除機で吸う
布団のダニやほこりを除去するためには、掃除機を活用するのがおすすめです。
ただし、適当に掃除機をかけると効果が出にくくなりますので、基本的な知識を身につけたうえで行うことが大切になってきます。
布団を掃除機で綺麗にするためには、
1:布団を軽く叩く(手で)
2:掃除機をゆっくり滑らせる
3:裏面も同じように行う
上記手順に従って行うことが大切です。
軽く掃除機をかけたくらいでは、ダニやほこりを吸い取れませんので、ゆっくりと時間をかけて行うようにしましょう。
布団クリーニングを利用する
布団のダニやほこりをスムーズ且つ確実に除去したいと考えているのであれば、布団クリーニングを活用しましょう。
布団クリーニングでは、専門的な知識とスキルを持ったプロが丁寧にクリーニングを行ってくれますので、綺麗な状態に戻せるようになるのです。
布団には汗や皮脂、ダニやほこりなど、見えない汚れや雑菌がたくさん潜んでいますので、定期的に布団クリーニングを行うことを強くおすすめします。
まとめ
布団を叩いてダニやほこりを除去するのは、間違った方法です。
思いきり叩いてしまうと、ダニが布団の奥に隠れてしまったり、繊維が傷ついて布団の寿命を短くしてしまったりする可能性が高くなりますので注意しましょう。
布団のほこりやダニを効率的に除去するためには、掃除機を活用するのがおすすめです。
ただ、掃除機で全てのほこりやダニを除去できるかと言われるとそういうわけではありません。
この記事を見ている方の中に、
「徹底的に綺麗にしたい」
と考えている方がいるのであれば、是非布団クリーニングの活用を検討してみてください。