

ちゃんと眠れていないから毎日辛くて。。
布団に入るとかゆくなって眠れない。。。そんな症状が出るときありますよね。
ちゃんとした睡眠がとれない日が続くと、心身的にもだんだん辛くなり、生活の質も落ちてしまいます。。
しかし原因を見極めて、ちゃんと対処をすれば症状はよくなっていくことがほとんどです。
今回はそんな布団に入ったときに出るかゆみ症状について、原因から対処法まで解説していきます。

かゆみが出る原因

かゆみが出る原因はというと、さまざまです。
かゆみというと外部的な刺激で起こっていると真っ先に考える方が多いと思いますが、意外にも内因的な原因で起こっていることもあるのです。
原因については、以下の通りです。
- ダニやカビ (外因的)
- 寝具に対するアレルギー (外因的)
- ストレス (内因的)
- むずむず脚症候群 (内因的)
対処法

原因に対する対処法をひとつづつ解説していきます。
ダニやカビ (外因的)

まずは皆さん真っ先に思い浮かべやすいダニやカビです。
布団に発生するダニにはヒョウヒダニ(チリダニ)が多いです。
ヒョウヒダニ(チリダニ)は人を刺しませんが、ヒョウヒダニ(チリダニ)の死骸や糞(フン)などがアレルギー源となり、かゆみなどを引き起こす場合があります。
ダニについて詳しく説明している記事があるのでこちらをご覧ください。
続いては、カビです。
こちらも布団に繁殖してしまうと、その胞子などを吸い込んだり、触れたりすることでアレルギ-を引き起こすことがあります。
カビについては、こちらの記事をご覧ください。
寝具の衛生面が保たれていないと、ダニやカビが繁殖して、アレルギーを引き起こし、かゆみに発展することがあります。
まずは寝具を清潔に保つようにしましょう!
布団の洗い方などについては、こちらの記事を参考にしてみてください。
寝具に対するアレルギー (外因的)

寝具の素材に肌が反応してかゆみを引き起こしている可能性もあります。化学繊維を使用した寝具を使用している場合は、天然素材の寝具に変えてみることも検討してみましょう。
ストレス (内因的)

おもに蕁麻疹や発疹が出てかゆい場合はストレス性の場合があります。
過度なストレス状態が続くことで蕁麻疹や発疹などがでやすい状態を作ってしまいますので、急な刺激(体が温まったり、冷えたりしたりする)で、蕁麻疹や発疹が出てしまうのです。
寝るときは布団に入ることで体が温まるので、その刺激で発症することがあります。
就寝時にかゆみが出る状態が続けば、睡眠の質も下がり、ストレス状態はどんどん悪化していきますので、最近ストレスが溜まっているなと自覚がある場合は、生活習慣の見直しや意識的にストレス発散をするように心がけてみてください。
それでも改善しない場合は、発疹や蕁麻疹の原因が他にあるかもしれません。
その場合は病院で検査などをされることをお勧めします。
むずむず脚症候群 (内因的)

むずむず脚症候群という症状をご存じでしょうか?
これは、じっと座ったり、寝たりしているときに脚がむずむずしたり、かゆくなったりなどの不快感が出る病気です。
人によっては腰や背中、手に現れたりします。
あしの中がかゆい、虫が這っているような感覚を感じるのが特徴です。
以下に心当たりがあればむずむず脚症候群の可能性があるので、
確認してみてください。
・脚に不快感を感じて、じっとしていられない(足を動かしたくてたまらない)
・脚を動かすと不快感が収まる
・夕方から夜にかけて症状がでる
・安静時に不快感が現れる
このむずむず脚症候群は妊娠中や抗うつ剤を使用している場合に発症することも多く、妊娠中の場合は貧血などによる影響があると思われ、ほとんどの方は授乳期間が終わるまでには自然に消失します。
抗うつ剤の場合は脳内での情報伝達に必要な神経伝達物質であるドーパミンの機能低下が原因の場合があります。
むずむず脚症候群は、生活習慣を見直すことで、改善する場合が多いようです。
むずむず脚症候群かもと思った方はこちらの記事に対処法などが記載されていたので、参考にしてみてください。
まとめ
今回は、布団に入るとかゆくて眠れない症状に関して、解説していきました。
毎日ちゃんと眠れないと、日に日に心身的にダメージが大きくなっていくので、一刻も早く対処して、快適な睡眠ライフを取り戻していただけることを願ってます!