


睡眠の質は、寝具の質に左右されます。
この記事を見ている方の中には、
「なんだか最近布団が臭い・・・」
という悩みを抱えている方もいるでしょう。
このような方は、不快感やストレスにより、睡眠の質が低下している可能性が高いです。
とはいえ、布団が臭いという悩みをどう解決すればいいのかわからず、放置してしまっている方も多くいると思います。
そこで今回は、布団が臭くなる原因として考えられることと、それぞれの対処法について詳しく解説していきます。
この記事の目次
布団が臭くなる原因として考えられること

では早速、布団が臭くなる原因として考えられることをいくつか紹介していきます。
洗っていない
布団を一切洗っていない場合、嫌な臭いが付着しやすくなります。
人は寝ている間にたくさんの汗をかきます。
また、皮脂汚れなども付着しやすいため、定期的に洗わなければなりません。
「面倒くさい」
「どうやって洗えばいいかわからない」
という理由で洗濯を後回しにしてしまうと、嫌な臭いを発するようになったり、ダニによる被害を受けたりする可能性が高くなりますので注意しましょう。
保管環境が悪い
保管環境が悪いことが原因で、臭いを発してしまっている可能性もあります。
特に羽毛布団は、動物性製品ですので、完全に無臭というわけではありません。
保管状況が悪いと、元々持っているちょっとした臭いがこもってしまい、鼻をつんざくようなキツイ臭いを発するようになってしまうのです。
カビが発生している
先ほども解説したように、人は寝ている間にたくさんの汗をかきます。
汗の付いた布団は、内部に湿気が溜まっている状態となり、そのまま放置しているとカビの原因になります。
カビが発生してしまうと、何とも言えない独特の匂いを発するようになってしまい、快適な睡眠を阻害してしまうのです。
布団が臭い場合の対処法

では次に、布団が臭い場合の対処法について詳しく見ていきましょう。
消臭スプレーで臭いを取る
布団が臭い場合は、消臭スプレーを使用するのがおすすめです。
除菌や消臭効果があるスプレーを吹きかけることによって、臭いを軽減できる可能性が高くなります。
ただし、消臭スプレーというのは臭いを軽減させるための道具であり、臭いの元を断ち切ることはできませんので注意しましょう。
布団カバーを洗う
布団から嫌な臭いがした場合は、布団カバーを洗いましょう。
布団カバーは洗濯機で洗えることが多く、手間もそこまでかかりませんので、最低でも週に1回は洗うようにしてください。
特に夏場は、冬場に比べると汗をかきやすいため、こまめに洗うことをおすすめします。
布団を丸ごと洗う
何をしても布団の臭いが取れない場合は、布団を丸ごと洗うのがおすすめです。
そうすることによって、臭いの元を断ち切れるようになりますので、快適な布団で眠れるようになります。
ただし、布団の洗濯には若干手間と時間がかかります。
また、正しい方法で洗濯や乾燥を行わないと、余計に臭いが強くなってしまうこともありますので注意してください。
布団が臭くなるのを防ぐためには?

では最後に、布団が臭くなるのを防ぐコツについて詳しく解説していきます。
通気性を良くする
布団の臭いを予防するためには、通気性を良くすることが大切です。
天気が良い日に天日干しをしたり、朝起きた時に布団を畳んだりするだけでも布団の湿気を取り除けますので、臭い予防に繋がります。
ただし、天日干しにもコツや注意点がありますので、正しい知識を身につけたうえで行うようにしましょう。
除湿、防臭効果のあるカバーを使う
布団の嫌な臭いを防止するためには、除湿や防臭効果のあるカバーを使うのがおすすめです。
これらのカバーを使うことによって、湿気が溜まるのを防ぎ、カビや雑菌の繁殖を防げるようになりますので、結果として臭い予防に繋がります。
ただし、このようなカバーを使ったからと言って、絶対に臭いが発生しないというわけではありませんので、こまめに洗濯をして清潔な状態を保ちましょう。
布団クリーニングに出す
布団の臭いを防ぐためには、定期的に布団クリーニングを行うことが大切です。
自宅で洗濯をするのではなく、専門の業者に依頼することによって、徹底的に汚れを落とせるようになります。
定期的に布団クリーニングを行うことによって、汚れや臭いを落とせるだけでなく、素材の劣化を防げるようになりますので、買換えのタイミングも先延ばしにできるようになるのです。
布団クリーニングにはコストがかかりますが、長期的に見るとかなりお得と言えますので、布団に関する悩みを抱えている方は、是非一度試してみてください。
まとめ
布団から嫌な臭いがする原因には様々なものがありますが、いずれにせよ早急に対応しなければなりません。
なぜなら、布団から嫌な臭いがすると睡眠の質が低下するからです。
「どうすればいいのかわからない」
「何をしていいのかわからない」
と悩んでいる方は、布団カバーを洗ったり、消臭スプレーをかけたりして対処してみてください。
それでも臭いが取れない場合、布団を丸洗いするのがおすすめです。
とはいえ、正しい方法で洗濯と乾燥を行わないと、逆効果になってしまうことがあります。
布団の洗濯や乾燥のやり方がわからないという方や、そもそも時間がないという方は、布団クリーニングを活用してみましょう。